リレーションシップバンキングの機能強化計画について
茨城県信用組合(理事長幡谷祐一)は、「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」に基づき、「リレーションシップバンキングの機能強化計画」を策定いたしました。
※リレーションシップバンキングとは、金融機関が企業や事業者との間で親密な関係を長く維持することにより、「事業の将来性」や「経営者の資質」等についての情報を蓄積し、貸出等の金融サービスの提供を行うビジネスモデルのことです。
機能強化計画の概要
平成15年~16年度の2年間(「集中改善期間」)に、リレーションシップバンキングの機能強化を確実に図る
基本方針
- 中小企業のライフステージに応じた円滑な資金供給や有効な経営情報の提供
- 厳格な自己査定、償却・引当の実施とリスクとリターンの適切な管理
- 中小企業と当組合双方の長期信頼関係から得られる情報の共有化
中小企業金融再生に向けた取組み
ポイント
- 創業・新事業支援強化
産学官、商工組合中央金庫・国民生活金融公庫との連携 - 経営相談・改善支援
AP支援グループの編成 - 早期事業再生支援
事業再生チームの編成 - 新しい中小企業金融
スモールビジネスローン開発販売
健全性確保、収益性向上等に向けた取組み
ポイント
- 資産査定、信用リスク管理強化
資産査定、担保評価の検証能力の向上 - 収益力の向上
信用格付けに基づくリスクに見合ったリターン - ガバナンスの強化
半期開示の充実 - 地域貢献に関する情報開示
地域貢献活動の充実、積極的な情報開示
機能強化計画の要約についてはこちらをご覧下さい。
進捗状況について
平成17年3月期
平成16年9月期
平成16年3月期
平成15年9月期
人材の育成と組織強化
- 外部研修により創業・新事業支援や企業再生に係る専門知識を持った職員の育成を図りました。
- 医療・社会福祉事業に対する専門部署として融資審査部内に医療事業担当を設置しました。
- 経営相談・支援に対する専門部署として融資部門内にAP支援グループを編成しました。
- 早期事業再生支援に対する専門部署としてAP支援グループ内に事業再生チームを編成しました。
これらの体制を効果的に運用し金融支援活動を充実させてまいります。